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PX反対デモ 広州市にも延焼

2014年04月03日

【新唐人2014年4月3日付ニュース】中国広東省茂名市で3月30日、パラキシレン工場建設に反対する大規模抗議デモが発生しましたが、1日、広州市でも300人以上の集団抗議がありました。茂名市では、抗議を防ぐため、市役所に向かう道路が全部封鎖されています。

 

4月1日午前11時、一部の茂名市民とパラキシレン工場建設に反対する広州市民が、広州市の広東省政府前に集まり、抗議活動を展開。午後1時頃に警察に退散させられ、米国領事館に向かいましたが再度退散させられました。その後広州大通りでデモ行進しました。

 

広州市民 王さん

「広東省政府前から隣の中山記念堂の間に300人あまりが集まり、茂名市のPX建設反対と政府の武力鎮圧を非難する内容でした」

 

茂名市政府はパラキシレン工場の建設は民意に基づいて決めると示しましたが、地元市民は政府の言う事は信用できないと述べます。企業の従業員には工場建設に同意するサインを強要したそうです。

 

市民 李さん

「署名しないと給料がなくなる、またはクビになります。強制的に行なわれたので、皆が反発しています。学生は署名しないと他の学生にやらせました。抗議の時も説明もなく、機動隊が先に手を出しました。ある母親が子どもが殴られるのを見て、跪いて『殴らないで』と懇願しても、警察は手を止めませんでした」

 

ネット上では、30日の鎮圧で15人が死亡し、300人以上が負傷したと伝えられています。茂名市政府は、事件は一部の犯罪者がそそのかした事で、死亡者はいないと伝えていますが、市民らは嘘であると反論します。

 

市民 陳さん

「警棒でもっぱら後頭部を殴り、顔中が血だらけになっていました。恐ろしかった。あの写真は皆 本物です」

 

現在、茂名市の市役所に通じる道路は全部封鎖され、通る青少年は警察に連行されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/02/atext1094162.html(中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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